~目次~
こんばんは。
かえるです。
無職から個人事業主となって90日が経ちました。
かえるの日本各地を紹介
第4回目は『やきもの散歩道【常滑市】』です。
愛知県内のすべての市町村を巡る旅を開始しておりますが、1つ目の市として愛知県常滑市を選択しました。
愛知県内には38市14町2村の合計54市町村があるため、残り53市町村です。
全国の県の中で愛知県は市町村の数が多く、全国平均だと36市町村くらいです。
さて、この愛知県制覇、来年末までに何カ所巡ることができるのでしょうか。
また、楽しみが1つ増えてしまいました。
愛知県常滑市について
愛知県常滑市は愛知県の尾張地方、知多半島の西岸にある市です。
名古屋中心部からは高速道路を利用して50分くらいかかる場所にあります。
常滑市は常滑焼が全国的に知られており、陶器の街として有名です。
また、愛知県の空の窓口である中部国際空港(セントレア)も常滑市にあります。
常滑市自体は大きい市ではなく、令和4年現在5.8万人です。
市になるための要件の1つとして、人口が5万人以上あることとされているため、ぎりぎりの人口数です。
以前はさびれた街という印象が強かった市ですが、さまざまな方の努力により観光地化してきており、最近はおしゃれなお店が多く出店しています。
常滑市と言えば「やきもの散歩道」
人と人がすれ違うのも困難…
やきもの散歩道は、名鉄常滑駅から南へ徒歩約5分~10分の場所にあります。
小高い丘になっており、迷路のように入り組んだ通路を散策できる場所です。
この迷路のように入り組んだ通路は、レンガ作りの煙突や常滑焼の土管を利用した土留、常滑焼の廃材を利用した坂道など独特な雰囲気を演出しています。
そのため、やきもの散歩道を訪れると古い街並で懐かしい雰囲気がある中、新鮮な雰囲気も味わうことができるという不思議な感覚になります。
独特な雰囲気がある場所に加え、やきもの散歩道には古民家や常滑焼の作業場を改装しておしゃれな飲食店、焼き物の店が点在しています。
コロナ前では外国人(主に中国人)の観光客が多く見られましたが、最近では若い日本人、特に女性に人気のある観光スポットになっています。
やきもの散歩道の動画その1はこちら!!
やきもの散歩道
住所:愛知県常滑市栄町
営業時間:各店舗により異なる
駐車場:常滑市陶磁器会館など(平日は無料、土日祝は有料)
映画のロケ地や舞台などに
引用:「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画」
みなさん映画「20世紀少年」という映画はご存じでしょうか?
この映画の一部のシーンのロケ地と撮影されたのが、やきもの散歩道なんです。
少し前の話になりますが、2008年5月~11月にかけて撮影がおこなわれました。
最終章でケンジがバイクで巨大ロボットを追いかけるシーンやクライマックスで逃げまとう群集のシーン、巨大ロボットが昭和の風情が残る建物を破壊していくシーンもやきもの散歩道での撮影です。
引用:「常滑市を舞台にしたアニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」聖地巡礼特集 | 【公式】愛知県の観光サイトAichi Now」
また、2020年に公開されたアニメーション映画「泣きたい私は猫をかぶる」の舞台となっているのはやきもの散歩道です。
実際にやきもの散歩道へ行けば、映画の風景と一緒だ!というのが分かります。
やきもの散歩道の観光メインである土管坂も映画のワンシーンで使われています。
やきもの散歩道の動画その2はこちら!!
おしゃれな飲食店が何店舗もある
やきもの散歩道にはおしゃれな飲食店がいくつかありますが、私が訪れた「MADOYAMA(マドヤマ)」と「桐山珈琲」を紹介します。
MADOYAMA(マドヤマ)はやきもの散歩道でも分かりやすい場所にあり、常滑市陶磁器会館の横を走る南北の道を南に下っていくと右手側にあります。
MADOYAMA(マドヤマ)の1階は常滑焼や小物の販売所になっており、2階がランチやカフェの飲食スペースになっています。
お出掛けのランチはここでいただきました。
タンドリーチキンセットを頼みましたが、薄味で少しスパイシーな味がする鶏肉が美味しく大変満足でした。
あまりにスパイスが濃くなるとちょっと食べづらくなりますが、ここのタンドリーチキンは非常に食べやすかったです。
また、財務大臣はバターチキンカレーを頼んでいましたが、ずっと美味しい、美味しいと言って食べていました。
あまり美味しいって言い続ける人ではないので、よほど美味しかったんでしょうね。
デザートは桐山珈琲でいただきました。
桐山珈琲はやきもの散歩道の迷路の中にあるため、どこにあるというのは私では説明できません(笑)
やきもの散歩道にお越しの際は、Googleマップ先生にお聞き下さい。
桐山珈琲は崖のてっぺんあたりにあり、常滑駅側を望むことができる景色の良いカフェです。
西向きのため西日が入りますが、私が行った日は少し寒い日だたため西日が気持ちよく、景色も良いということで最高のシチュエーションでした。
また、桐山珈琲で注文した「ほうじ茶プリン」がかなり美味しかったです。
ほうじ茶プリンそのものも美味しいですが、その回りに入っていたコーヒーゼリーともう1種類のゼリー(これは何のゼリーかわかりませんでした。甘いのではちみつかな??)も美味しかったです。
観光名所
写真では分かりませんが結構、急坂です。
やきもの散歩道の観光名所と言えば「土管坂」と「とこにゃん」と「とこなめ招き猫通り」でしょうか。
土管坂は先ほどアニメーション映画「泣きたい私は猫をかぶる」の説明のところで紹介しました。
現地は、日本の古い風景なのですが、土管があるだけで新鮮な印象を与えてくれます。
訪れたときもカップルや女性グループなどがひっきりなしに写真を撮影していました。
気持ちはよくわかります。
とこにゃんとは、常滑市のマスコットキャラクターなのですが、やきもの散歩道には巨大とこにゃんがいます。
まぁ、写真のとおりです(笑)
とこにゃんは車のステッカーにもなっており、常滑周辺をドライブすると結構とこにゃんを見かけると思います。
この擁壁に常滑焼の猫が多数埋まっています(笑)
そして、最後の観光名所は「とこなめ招き猫通り」です。
これはやきもの散歩道を沿って走っている国道沿いにあり、各種常滑焼で作られた猫が壁に埋まっています。
ここも結構観光客がいるイメージがあり、外国人が多くいた印象があります。
今は、観光客も減ってさみしい限りです…
まとめ
愛知県制覇の旅、最初の1市は愛知県常滑市を紹介しました。
常滑市は常滑焼やセントレアなど世界的に有名なものや施設がある市です。
昔は常滑焼が作られなくなり放棄された窯などがあり荒廃した印象でしたが、近年、観光地として盛り返してきています。
こういう光景は何度見ても嬉しいものです。
こうやって愛知県にも良いものが多いわけですから、何とか頑張って観光ができるような整備をしてほしいです。
これで愛知県制覇まであと、53市町村。
どんだけ時間がかかるやら…
まだ予定ですが、次は愛知県の奥地で日帰り温泉と五平餅を頂きたいと考えています。
愛知県奥地までは行くのにかかるので、数カ所の市町村を回ってきます。
まぁ、道路の凍結状態次第ですが…
愛知県の山奥は意外と凍るので。