かえるの旅行記~kaeru travel~

かえるが旅ライターの真似事をしています。真似事なので温かい目で見ていただけると幸いです。

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※内容改変予定【日本一②】

市区町村画像

~目次~

 

こんばんは。
かえるです。

 

無職から個人事業主となって160日が経ちました。

かえるの日本各地を紹介

第12回目は『日本一の市区町村②』です。

今回は日本一の市区町村をまた調べてみようと思います。

日本には色々な日本一がありますが、今回紹介する日本一は次の市区町村です。

  • 日本一面積の広い市区町村
  • 日本一人口の多い村
  • 日本一人口密度が低い村

この3つの自治体を紹介していきます。

果たしてこの3つの自治体は、何県にある市区町村なのでしょう?
それでは本編スタート!!

 

日本一面積の広い市区町村

高山市画像

高山市に流れる宮川にかかる中橋でございます。

引用:「中橋 | 飛騨高山観光公式サイト

日本一面積の広い市区町村は…

 

岐阜県高山市です!

 

その面積なんと2177.61キロ平方メートル!!

2位の静岡県浜松市が約1558.6キロ平方メートル(境界未確定地があるため約表示)を大きく離しての第1位です。

2177.61キロ平方メートルは、香川県大阪府よりも大きく、大体東京都と同じくらいの大きさです。
大阪府って小さいんですね。日本一小さい香川県とほぼ同等で約1,900キロ平方メートルでした。)

高山市がこんなに大きいのは、平成の大合併のときに近隣の自治体を吸収しまくったためです。
近隣の9町村(丹生川村、清見村、荘川村、宮村、久々野町朝日村、高根村、国府町、上宝村)が高山市になったため、ここまで大きくなりました。

平成の大合併前までの高山市は約140キロ平方メートルだったことを考えると、とんでもない膨張ですよね。

 

そして、高山市は私の大好きな市でもあります。
避暑地として、温泉地として、古い街並みを体感する場所として大変魅力的な市です。
みなさまも是非、高山の古い街並みや周辺温泉地に行ってみてください。

 

岐阜県高山市の地図(この縮尺(笑))

 

日本一人口の多い村

読谷村渡具知ビーチ画像

読谷村にある渡具知ビーチです。
東シナ海を一望だそうです。行きたいなぁ(笑)

引用:「渡具知ビーチ(渡具知の浜) | 読谷村観光協会│観光地や史跡情報、飲食店、宿泊施設など、読谷村の観光情報ならおまかせ!

日本一人口の多い村は…

 

沖縄県中頭郡読谷村です!

 

読谷村の人口は、なんと41,524人!!(2022年現在)

町になれるのが人口5,000人以上で、市になれるのが50,000人以上なので、もう市並みの人口がいるということですね。(人口以外にも条件あり)

関東で言えば、神奈川県三浦市や千葉県富津市、茨城県北茨城市より多くの人が読谷村に住んでいることになります。

 

それではなぜ、このように人口が多いにも関わらず、名称を村のままにしているのでしょうか??

それは2000年8月当時の読谷村村長だった安田慶造氏の言葉に表れています。

以下、安田慶造氏の言葉を引用します。

本村には他府県から行政関係者をはじめ沢山の方々にお越しいただいております。そして決まって質問されますのが「3万の人口で、どうして村なのですか」、私は「どうして町にならなければならないのか」と逆に考えるのです。
~中略~
文化を大事にすることは人間を大事にすることにもつながります。心のつながりは目に見えるものではありませんが、特に文化を通した人と人との交流は確かな人間関係を培い、そして何よりもそこに住む人々に自信や誇りを育みうる力があります。自分の古里に自信と誇りを持つことで町や村に魅力を覚え愛着を感じ、地域のために何かをやりたいという気持ちにきっとなると思います。

つまり、都市としての発展よりも、文化を大事にする文化村を目指したということです。
町になると都市として発展してしまうため、文化を失うという考えがあったようです。

こういう発想は非常に良いことだと思います。
もちろん、都市を発展させるために市になる考えも良いと思うので、どちらに主眼を置くかですね。

 

沖縄県中頭郡読谷村の地図

 

日本一人口密度の低い村

檜枝岐村尾瀬写真

尾瀬の写真です。

引用:「尾瀬の大自然 - 尾瀬檜枝岐温泉観光協会

人口密度が日本一低い村は…

 

福島県南会津郡檜枝岐村です!

 

人口密度はダントツトップの1.6人/1キロ平方メートルです。
日本全国で人口密度が2人/キロ平方メートルを切っているのは、檜枝岐村のみです。

2キロの範囲内に自分を抜いたら2人しか住んでいないわけですね。
普通、アパートだけでも10人前後以上住んでいるわけですから、いかに人がいないのかがわかります。
密度的には人よりも熊のほうが多いのではないでしょうか…
…同じくらいかな…

 

福島県南会津郡檜枝岐村の地図

 

地図を見てもらえば分かる通り、道と呼べるものは国道352号線しかありません。
南に向かう道はなく、西の魚沼市か東の南会津町へ向かうしか隣接している自治体へ行くことができません。

また、檜枝岐村は雪が多く降る地域で、特別豪雪地帯にも指定されています。
行きづらいし雪が多くて大変で…というかなり厳しい立地です。

そういえば、檜枝岐村のJAとガソリンスタンドが営業しているカレンダーというのを見つけました。
このようなカレンダーを作らざるを得ないくらいの立地だと物語ってしまう話です。

ただ、尾瀬という日本の一大観光地があることもあり、観光業はさかんな地域です。
観光客が檜枝岐村の魅力を知り、移住して人口が増えるような状態になるといいですね。

 

日本一の市区町村②のまとめ

今回もさまざまな日本一の市区町村を紹介してきましたが、いかがでしょうか?

個人的には大阪府の小ささに驚きました(笑)
というのは、置いておいてやはり檜枝岐村の人口密度の低さでしょうか。

地形を見る限り人の住めるところが少ないうえに、他の地域とも交流しづらい場所にあり、冬も厳しいのが要因な気がします。
まさに陸の孤島という感じですよね。
電車も通っていないですし…

ただ、尾瀬や温泉といった観光資源は多いようなので、住んでいる人が少なくても観光客は来ているのかもしれません。
なんとか村として存続して欲しいものです。