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【王ヶ頭ホテル】長野県松本市2泊3日 宿泊記 2024.5.21

更新日2024.6.1

王ヶ頭ホテル正面玄関と外観

たまたま公式ホームページを見たら予約受付していた「王ヶ頭ホテル」!

予約しにくい人気ホテルなのに、景色のいい部屋が2泊分空いていたんだよね!

王ヶ頭ホテル 宿泊記

・ルームツアー
・館内案内
・夕食
・貸切風呂
・朝食
・イベント
・連泊者情報
・宿泊料金
・まとめ

今回のブログは、2024年5月21日に宿泊した長野県松本市のホテル紹介となります。

非常に人気が高く、いい部屋はなかなか予約が取れないホテルなので楽しみで仕方ないです。それでは王ヶ頭ホテル宿泊記の始まりです~。

本日のホテルは「王ヶ頭ホテル」!!

王ヶ頭ホテルから歩いてすぐの王ヶ頭山頂標高2034m

ホテルから歩いてすぐの場所に「王ヶ頭」の山頂があります

王ヶ頭から見える雪を被った剣・立山連峰

王ヶ頭からは剣・立山連峰も見えます!

王ヶ頭ホテル」は長野県松本市の「王ヶ頭」の山頂にあるホテルです。

王ヶ頭は2,034mの山であり、ホテルはほぼ山頂に位置しています。そのため、ホテルの玄関から山頂まで歩いて2分程度で登頂が可能です。ただ、標高約600mの松本市街地から1,400mくらい登ったところにあり、松本駅からの送迎バスで1時間30分程度かかります。

なお、王ヶ頭ホテルは「美ヶ原」の自然保護区域内にあるので、マイカーでの乗り入れが規制されています。ホテルにいくには松本駅からの送迎バスか、途中までマイカーでまで「山本小屋」か「美ヶ原自然保護センター」まで行って歩き、もしくは送迎バスで向かう必要があります。

王ヶ頭ホテル(おうがとうほてる)
長野県松本市にある日本百名山のうちの1つ「王ヶ頭」にあるホテル。王ヶ頭は標高2,034mの山であり、まわりに遮るものがなく、富士山や諏訪湖、各アルプスが眺められる。全45室。
王ヶ頭ホテルのホームページはこちら

王ヶ頭ホテル 地図

王ヶ頭ホテル 施設情報(表はスクロールできます)

 住所  長野県松本市入山辺8964
 時間  チェックイン時間: 15:00
 チェックアウト時間: 11:00
 電話  0263-50-8765
 定休日  不定休
 アクセス  JR「松本駅」から送迎バスで約1時間20分
 公式HP  https://www.ougatou.jp/

 

「王ヶ頭ホテル」ルームツアー

今回「王ヶ頭ホテル」で宿泊したのは「南館 和室14畳」です。南館 和室14畳は南東を向いており、天気のいい日には「富士山」を見られる部屋です。

そして、地上からの高さが2,000mほどあるので、松本市街地の夜景や諏訪湖まで眺められます。

2泊3日しましたが、ぶっちゃけ1日くらいは部屋からの景色だけで過ごせそう…

和室

王ヶ頭ホテルの南側14畳和室の室内風景

和室は14畳もあり、広々空間になっています

ホットカーペットの上に置いたこたつと、布団を2枚並べてもまだまだ余裕があるくらいです。

部屋の入口から窓を見ると、山並みの絶景がまるで一枚絵のようにみえます。どれだけ景色を見てもなかなかあきません。天気が悪くても雲な流れをぼんやり見るのもストレス発散にもちょうといいですね。

ソファーに一度座ってしまうと、なかなか動けなくなるという…

ソファー

王ヶ頭ホテルの南側14畳和室のソファーからの景色

もうこのソファーが最高すぎて…

左(東)を向けば「美ヶ原」、真ん中(南)を見れば「富士山」「諏訪湖」、右(に西)には「松本市街地」…これがもうたまらなかったです。夜は諏訪市、松本市の夜景も見えてキレイでした。

宿泊したときには2夜連続で曇りだったので、星は見えませんでした。しかし、新月の晴れの日は天の川がくっきり見えるそうです。

もし再訪できるのならば、次こそは星空を体験したい…

洗面

王ヶ頭ホテルの南側14畳和室にある便利な洗面所

洗面は普通の大きさという感じでしょうか。

ただ、コンパクトな棚が設置されており、多くのアメニティがあっても狭さは感じませんでした。鏡が正面以外にも設置されており、その鏡が結構便利でした。

浴室

王ヶ頭ホテルの南側14畳和室にある一度も入らなかったお風呂

浴室は写真を撮影したときしかのぞいていませんので、浴槽の広さはよくわかりません…

お風呂には3回入ったのですが、すべて貸切風呂を利用したので…写真を見る限り結構狭そうかなと思います。

トイレ

王ヶ頭ホテルの南側14畳和室にある狭いけど物は揃っているトイレ

トイレは結構狭いです

私はまさに中肉中背のおっさんですが、それでもそこまで余裕のある広さじゃありません。長身で足の長い人や、あきらかに大きな人はどうするんですかね…まぁロビーとかにある共用トイレを利用すればいいのでしょうが…

ただ、狭い中、トイレットペーパーやゴミ箱、テッシュなどは用意されています。狭くてもきちんと必要なものは揃っていますね。

「王ヶ頭ホテル」の館内案内

南館 和室14畳のルームツアーに続き、ここからは王ヶ頭ホテルの館内案内に移ります。

私が2泊3日して利用した場所のみの紹介になります。

カフェスペース

王ヶ頭ホテルの1階にあるカフェスペースから見える展望テラス

ここは王ヶ頭ホテルの1階ロビーの脇にある「カフェスペース」です。

日の出を見るために午前4時にカフェスペースに行きましたが、その時間にはもうオープンしていました。朝の作りたてコーヒー(1杯500円)は本当においしかったです。

カフェスペースからは「テラス」に出られ、日の出もキレイに見えるそうです。私が早起きした日は、ガスでまったく見えませんでした…

晴れたときにも度々テラスに出てみましたが、天気がいいときは本当に絶景です。美ヶ原や松本市街地まで一望できます!

日帰りカフェ2034・売店

王ヶ頭ホテルの1階にある日帰りカフェ2034で食べた昼食

バーグサンドやビーフシチュー、オニオンスープ、プリンをいただきました!

王ヶ頭ホテルの1階には「日帰りカフェ2034」と「売店」もあります。

どちらも日帰り客でも利用ができ、登山者の多い王ヶ頭では山小屋代わりとして利用されているようです。日帰りカフェ2034では「オリジナル ビーフシチュー」「バーグサンド」「オニオンスープ」「オリジナル プリン」をいただきました。個人的にはバーグサンドがかなりおいしくて、王ヶ頭ホテルでいただいた食事の中で1位、2位を争うほどでした。

また、売店では、松本市の人気ベーカリーである「アガタベーカリー」で製造された「信州名物牛乳パン」を購入しいただきました。なんか懐かしい味のするコッペパンみたいな感じでした。とてもおいしかったです!

展望テラス

王ヶ頭ホテルの屋上展望台から見た美ヶ原

展望テラスは、王ヶ頭ホテルの4階から行ける屋上展望台です。

遮るものは鉄塔以外ないため、360度に広がる絶景を見ることができます。北~中央~南アルプスや富士山、美ヶ原も一望できます。スペースとしては結構狭いので、日の出や日の入りのときに行くと混雑で登れない感じのする場所でした。私が行ったときは誰もおらず、景色を独り占めできました。

いや~いい景色!!

4階フリースペース

王ヶ頭ホテルの4階にあるフリースペースからの眺め

鉄塔ばかりの眺めに見えますが遠くまで眺められて景色はいいです!

4階フリースペースは、誰でも利用できる景色のいいスペースです。

フリースペースには、無料で利用できるフリードリンクの機械が設置してあります。貸切風呂の横にあるので、湯上りにゆったりするのもいいですね。実際、私は昼に貸切風呂に入った後、冷たいお茶をいただきながらフリースペースから景色を眺めていました。

また、4階フリースペースの横には「キッズルーム」も用意されています。お子様を遊ばせながらもゆっくりできるように配慮されています。

写真だと鉄塔の景色にみえてしまいますが、結構遠くまで眺められます。ふかふかソファーで最高な気分です!

夕食は「やまぶき」で!

夕食は王ヶ頭ホテル2階にある「やまぶき」でいただきました。

王ヶ頭ホテルでは3日で食事の内容を回しているそうで、当たり前ですが1日目と2日目で夕食の内容が異なります。

食事に関しても文句なく、朝・夕含めてどれもおいしかったです!王ヶ頭ホテルは本当に隙がないな…

王ヶ頭ホテルのやまぶきで食べた1日目の夕食

王ヶ頭ホテル1日目の夕食
王ヶ頭ホテル「本日のお品書き」(1日目)
食前酒「自家製モクテル」
前菜「行者にんにくのたまり醤油漬・蛤グラタン など」
小付け「信州福味鶏のとろろ蒸し・水菜とホタテの酢味噌和え」
吸物「季節の真丈」
冷菜「信州川魚と春の芽吹き」
焼物「アイナメの唐揚げと信田巻」
台の物「信州プレミアム牛の山菜鍋」
箸休め「果実のソルベ」
洋皿「白身魚のポワレ~シャンピニオンソース~」
御食事「桜寿司・赤出汁・漬物」
デザート「レモンプリン」

王ヶ頭ホテルのやまぶきで食べた2日目の夕食

王ヶ頭ホテル2日目の夕食
王ヶ頭ホテル「本日のお品書き」(2日目)
食前酒「自家製サングリア」
前菜「山クラゲのキンピラ・信州福味鶏のトマト煮 など」
小付け「たたき蕨・浅利と春菊の玉締め」
吸物「山菜真丈」
冷菜「春のバーニャカウダ」
焼物「岩魚の塩焼き」
台の物「特製深川風鍋~手作り豆腐の薩摩揚げ~」
箸休め「ローズマリーゼリー」
洋皿「信州アルプス牛のステーパンプルムースソース~」
御食事「筍ご飯・赤出汁・漬物」
デザート「春のデザート」

貸切風呂「弐の湯」「壱の湯」でゆったり

王ヶ頭ホテルには「壱の湯」「弐の湯」「参の湯」の3つの貸切風呂があります。

私は壱の湯に2回、弐の湯に1回入りました。そのため、参の湯以外の貸切風呂を紹介します。

弐の湯

王ヶ頭ホテルの貸切風呂であるまっくらな弐の湯

まっくらな弐の湯でございます

弐の湯は、半露天風呂になっている2人用程度の広さのお風呂です。

深夜に入浴したため真っ暗ですが、目の前は美ヶ原が広がっています。きっとお昼に入ったらいい景色でしょうね。

壱の湯

王ヶ頭ホテルの貸切風呂である壱の湯から見る美ヶ原

壱の湯は、弐の湯と同じく半露天ですが湯舟が広いタイプです。

3人ほど一気に入ってもまだ余裕があるんじゃないでしょうか。景色はご覧のとおり、最高です!ただ、美ヶ原の道と直線上になっているので、外からも見えてしまっているのではないかと思います。もし明るいうちに入るのであれば、多少気にしたほうがいいかもしれません。

それでも景色は一級品なので、明るいうちの入浴がおすすめです!!

朝食も「やまぶき」で!

王ヶ頭ホテルのやまぶきで食べた2日目の朝食(洋食)

王ヶ頭ホテルでいただく2日目の朝食は洋食でした!

王ヶ頭ホテルのやまぶきで食べた3日目の朝食

王ヶ頭ホテルでいただく3日目の朝食は和食でした!

王ヶ頭ホテルの食事では、松本市にある「アガタベーカリー」のパンを提供していました。
自家製の全粒粉を使用したパンだそうで、ぜんぶもっちりで非常においしかったです。とくに私個人がおいしいなと思ったのは「チーズコンプレ」と「パン・オーレ(チョコチップ)」でした。どれも甲乙つけがたく、すべておいしかったんですけどね。

「王ヶ頭ホテル」で開催していたイベント

王ヶ頭ホテルのウェルカムドリンクサービスでいただいたりんごの甘酒

ウェルカムドリンクサービスでいただいた「りんごの甘酒」です!

王ヶ頭ホテルでは、次のように多くのイベントが開催されていました。

  • 王ヶ鼻展望ツアー:6時30分~7時20分
  • ウェルカムドリンクサービス:17時~18時
  • 四季のスライド上映会:20時~20時30分
  • 星の観察会:20時45分~

私は「ウェルカムドリンクサービス」のみを利用し、ドリンクサービスでは「りんごの甘酒」をいただきました。とても甘くておいしい甘酒でした!

本当は「星の観察会」に参加したかったのですが、2日とも悪天候により中止…夜の天気には恵まれませんでした…

しかし、天候はどうもならないという自然に任せた生活もいいですよね。毎日が思い通りになる都会のほうがおかしいことに気づかされます。

連泊者へのサービス

王ヶ頭ホテルの連泊エコプレゼントでもらったいちごジャム

今回、私は2泊3日しましたが、王ヶ頭ホテルは連泊者へのサービスもおこなってます。

連泊者へのサービスは、連泊中の清掃をなしにした場合、プレゼントをもらえるというものです。プレゼントは4種類あり、そのうちの1つを売店でもらえるシステムです。

私はプレゼントの中でジャムを選択しました

清掃なしにしても、タオルや水などはきちんと補充してくれるので安心です。補充は従業員の人が直接持参してくれるのか、かごに詰めて部屋の前においてくれるか選択できます。

「王ヶ頭ホテル」の宿泊料金

王ヶ頭ホテルの南側14畳和室から見える松本市街地の夜景

部屋から見えた松本市街地の夜景です!

さて「王ヶ頭ホテル」の宿泊料はいかに…

今回は公式ホームページに掲載されている一番安い価格で宿泊できてたね

かえるが宿泊した部屋は「南館 和室14畳」で1泊2食付1名「26,500 円」(税込)でした。

「王ヶ頭ホテル」宿泊料金

・東館4F(バス無・トイレ付)(1泊2食付き)22,800円~
・東館3F 和モダン(1泊2食付き)24,800円~
・南館 和室14畳(1泊2食付き)26,500円~
・南館 展望風呂付客室(1泊2食付き)29,900円~
・特別階 スイートルーム「茜」(1泊2食付き)39,900円~

2名1室利用時1名の税込価格

※宿泊費用は2024年5月22日 公式ホームページ調べ

「王ヶ頭ホテル」宿泊記まとめ

王ヶ頭ホテルの南側14畳和室にあるソファーからの景色とかえるくん

「王ヶ頭ホテル」の評価は…

良かったところ ・窓やテラスなどからの景色が素晴らしい
・接客の質がいい
・多くのイベントを開催しており楽しめる
悪かったところ ・ホテル到着までが大変(とくに車酔いしやすい人)

王ヶ頭ホテルは、「従業員のみなさんが自分たちのホテルのことが好きなんだろうなぁ」とわかるような心地のいい場所です

接客もいいですし、築年数が経過しているのにホテル内はキレイ、多くのイベントを開催しているなどからもそう思います。

当然、さえぎるものがない山頂にあり、景色はとてもいいです。しかし、景色がいいだけでは長年経営を続けられませんよね。きっとホテルの人の努力が詰まったホテルなんだと思います。そんな、気持ちのいいホテルに滞在出来て満足です!

 

それでは今回の宿泊記はここまでとします。

みなさんも松本へ旅行されるときには、王ヶ頭ホテルを宿泊先として検討してみてはどうでしょうか?

王ヶ頭ホテルの宿泊記は以上です!またいろいろなところへ旅しますので、よろしくお願いいたします。

 

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