更新日2024.9.1
- そもそもAMAマイルの価値ってどのくらい？
- ANA Pocketとは
- ANA Pocketの特徴
- ANA Pocketで獲得したANAマイル数
- ANA Pocketの注意点
- ANA Pocketは貯まらないどころかポイ活に最適！
遠くへ旅行したいけど航空券って高いよね…
円安や物価高だし少しでも費用は抑えたいよね。
・そもそもAMAマイルの価値ってどのくらい？
・ANA Pocketとは
・ANA Pocketの特徴
・ANA Pocketで獲得したANAマイル数
・ANA Pocketの注意点
今回のブログは、ANA PocketでANAマイルをどのくらい貯められるのか検証したものです。あくまで私の行動の結果ですが、ANA Pocketではマイルが貯まらないと思っている人はぜひ参考にしてみてください！
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そもそもAMAマイルの価値ってどのくらい？
ANAマイルの価値は、1マイルあたり2円～6円くらいです。
ただ、価値はどの航空券をゲットしたいのかによって変わります。
※表はスクロールできます
※2024年7月28日現在
※航空券代はANA・タイ国際航空のHPで2024年9月10日～11日の往復金額
※燃油サーチャージ代（名古屋⇔宮古島以外）・諸税が別途必要
とりあえず、私の拠点である愛知県から、大好きな宮古島とタイに行く場合を想定しました。表のように取得する航空券によって、マイルの価値は大きく異なります。
航空券代は高額になりがちなため、マイルを貯めて特定航空券を手に入れれば旅費を大きく浮かせられます。だからこそ、陸マイラーが多く存在し、マイルを貯めている人が多いんですね。ただし、一部の航空会社を除き、無料になるのは航空券代だけで燃油サーチャージ代や空港諸税の支払いは必要である点には注意しなければいけません。
なお、陸マイラーとは、飛行機をあまり使わずに日々の生活で航空会社のマイルを貯める人です。たとえば、ポイ活やクレジットカード、アプリでマイルを獲得するなどですね。一方、通常の空マイラーは、飛行機の搭乗してマイルと貯める人をいいます。
ANA Pocketとは
ANA Pocketとは、ANA Xが運営している「ポイ活」アプリです。
移動した距離によってポイントが貯まり、そのポイントでマイルの当たるガチャを引けます。
また、マイルが当たるガチャ以外にも、ポイントを使って各種割引クーポンをゲットすることも可能です。
移動するだけでポイントが貯まり、ANAマイルや特典と交換できる。有料版も用意されているが、無料でも利用可能。
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ANA Pocketの特徴
ANA Pocketの特徴は、以下の6つです。
- 移動でポイントが貯まって自動的に付与される
- ポイントをより多く獲得できる「チャレンジ」がある
- 広告動画の視聴でポイントを獲得できる
- マンスリーバッジを3ヶ月連続獲得すると特典がもらえる
- 無料版と有料版がある
- そのほかの特徴
それでは、どんな特徴があるのかみていきましょう～
1.移動でポイントが貯まって自動的に付与される
ANA Pocketは歩きだけではなく、自転車や自動車、鉄道、飛行機などの移動距離によってポイントが貯まります。
しかも、自動でポイントが加算されるので、日々移動をしている人、いちいち加算の手続きをするのが面倒な人にあっています。
2024年7月に愛知県から神奈川県箱根に旅行した際、写真のように「2,735ポイント」が自動で加算されています。このポイント数は片道分なので、帰りも同等のポイントが付与されました。
2.ポイントをより多く獲得できる「チャレンジ」がある
ANA Pocketには「チャレンジ」があり、一定の目標を達成するとポイントがもらえます。たとえば、一定期間内に2km歩いたり、新幹線で200km移動したりすると500ポイントもらえます。
つまり、私は箱根に移動した2,735ポイントに加え、チャレンジ分のポイントも獲得しているわけです。また、チャレンジでポイントを獲得する際は広告動画が視聴でき、視聴分に応じてポイントが加算されます。
なお、愛知県～神奈川県箱根までに行った際、チャレンジだけで獲得した片道分のポイントは「5,200ポイント（広告動画視聴分含む）」でした。自動付与分とチャレンジ分を合計すると片道7,935ポイント獲得しています。
ただ、チャレンジは自動ではなく手動で開始、終了と操作しなければいけません。たとえば、新幹線で長距離移動したあとにチャレンジを開始しても、その新幹線での移動分はカウントされないということです。
かりにチャレンジを手動で開始し、その後移動したとしても、達成ポイントを受け取らないと失効してしまいます。受け取り期限はチャレンジ達成後から30日ですので、受け取りは早めにしておきましょう。
3.広告動画の視聴でポイントを獲得できる
移動しなくても広告を閲覧すれば、ポイントが貯まるので出かけない日でもマイルが貯まります。私は仕事上ほぼ毎日自宅にいるので、広告でポイントが貯まるのは嬉しいサービスです。
これがあるのとないのでは、ANAマイルの貯まり方の大きな差が生まれてしまいますからね。
広告視聴の回数については、1回につき50ポイント獲得でき、視聴回数制限は1日25回までです（2024年7月28日現在）。動画視聴だけで1日1,2500ポイントまで獲得できるわけですね。
なお、25回は通常の視聴回数であり、2024年7月28日現在はキャンペーンにより50回まで回数が増えています。
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4.マンスリーバッジを3ヶ月連続獲得すると特典がもらえる
ANA Pocketには「マンスリーバッジ」というものがあり、3ヶ月連続でマンスリーバッジを獲得すると「Sparkling」となります。
Sparklingになると、以下のどちらかの特典を選択し獲得できます。
- 100マイル
- 100円相当の特典
マイルを貯めるのが目的なら、100マイルの獲得一択ですよね。
なお、マンスリーバッジを獲得するには、以下の点数を積み重ねて月50点以上にする必要があります。
- ログインで1点
- チャレンジひとつ達成で1点
- マンスリーバッジ用の広告視聴で1点
ただし、1日最大で2点までしか獲得できません。月50点稼ぐには、ほぼ毎日ANA Pocketにログインし、チャレンジ達成か動画の視聴が必要です。
でも、ANAマイルを貯めるには毎日、ANA Pocketを利用しなければいけないので、勝手にSparklingしちゃうと思います。私はSparklingが実装されてから、毎月100マイルもらっています。
5.無料版と有料版がある
ANA Pocketには、無料版と有料版があります。
しかし、ANAマイルを貯めるなら、有料版（月額550円）一択となります。
なぜなら、有料版だとガチャに必要なポイントが低くなるうえに、当たる最低マイル数が上がるからです。
無料版と有料版のガチャには、以下のような違いがあります。
※表はスクロールできます
表のように、獲得できるANAマイル数はまったく違います。
有料版で10,000ポイント使えば70マイル（約400円）、無料版なら5マイル（約30円）獲得と、もう比較にならない差がつきます。
一応、ガチャなので、10・100・1,000・1万マイル/回が当たることもあります。しかし、ANA Pocketのガチャ確率は厳しいのか10マイルすらほぼ当たりません。もちろん、100マイル以上なんてみたこともないです…
なお、2023年3月よりANA Pocketを利用開始し、2024年8月にようやく「50マイル」が一回当たりました。どれだけガチャ率低いんでしょうね…私の運が悪いだけですかね。
また、有料版の場合、無料版の人と同じ距離移動でも1.3倍のポイントが貯まり、継続利用すると毎月5,000ポイントが自動的に付与されます。
無料版と有料版との差が激しいため、どうせやるなら有料版がいいということですね。
6.そのほかの特徴
ANA Pocketには、そのほかにも以下のような特徴があります。
- 8,000歩/日以上あるくと10ポイント付与される
- ポイントサイトのようなミッションがある
- ギフト券や特典があたるガチャがある
- ポイントと特典が引き換えできる など
そのほかの特徴をうまく活用し、ポイントを稼ぎつつ、ANAマイルを貯める目的以外に利用した人にもあっていますね。
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ANA Pocketで獲得したANAマイル数
私がANA Pocketで獲得したANAマイル数は、月によって変動しますがだいたい「900～1,400マイル/月」です。
中央値を取ると、毎月1,150マイル貯めているんですね。
1,150マイルって、名古屋⇔タイのビジネスクラスの価値にすると約6,500円です。名古屋⇔宮古島のエコノミーだとしても約2,800円…年間ベースだと累計13,800マイルで約33,000円の価値！！
月額550円なんて、簡単にペイできますね。
一応、今回は中央値で計算してみましたが、一番多い獲得数の層は1,200ポイント代だったので、実際はもっと多くANAマイルを獲得していると思います。
結論！ANA PocketはANAマイルが貯まらないどころかポイ活に最適！
ANA Pocketやっている人とやっていない人では、ANAマイルの獲得数に大きな差がつきます。だって、1年で名古屋⇔宮古島のエコノミー航空券の片道代がANA Pocketでもらえるわけですからね。一応、有料版が必須なので年間6,600円はかかるものの、片道の航空券代は24,000円くらいしますから…
「ANA GranWhale」も、ANAマイルが貯まるアプリです。
ANA GranWhaleでは実際の観光地をバーチャルの世界で旅でき、旅する中で「グランチップ」を獲得して、ANAマイルがもらえるガチャを回せます。
しかし、あまりグランチップは溜まらずガチャを回せないうえに、獲得できるANAマイル数も少ないのでそこまでおすすめできません。時間が多く取れる人や、ANA Pocketだけでな獲得マイル数が少ないと感じる人くらいでいいと思います。
一応、私はANA GranWhaleで毎月約200マイルを獲得しています。名古屋⇔タイのビジネスクラス換算だと約1,140円/月の価値ですね。
無料アプリなので少しでもANAマイルが獲得できるだけでもありがたいと思うか、少しなら面倒なのでやりたくないと思うか、人によって利用するのかどうか分かれるのではないでしょうか。
ANA Pocketの注意点
ANAマイルの注意点は、以下の4つです。
- ANA Pocketでポイントがカウントされないときがある
- ANA Pocketで獲得できるポイントに上限がある
- ちょこちょこ内容が変更される
- ポイントにもANAマイルにも有効期限がある
基礎知識を覚えておけば、損せずANAマイルを貯められます。
1.ANA Pocketでポイントがカウントされないときがある
ANA Pocketでは移動したにもかかわらず、ポイントがカウントされないときがあります。
通常時には滅多に発生しませんが、メンテナンス明けには結構な頻度でカウントされない気がします。たまに、更新後にもカウントされないケースもあります。
どうしたらカウントされるのか明確な解決方法はわかりませんが、私の場合、メンテナンス後にアプリをいったんアンインストールし、インストール・連携を再度おこなっています。このような手順を1回～3回おこなってようやく正常に戻りました。
長距離移動する直前にメンテナンスがおこなわれていた場合、ポイントが反映されているのか調査しておいたほうがいいかもしれません。
実は先述の箱根旅行の途中でメンテナンスが発生しており、箱根で観光しているときのポイントが貯まっていません。愛知県～小田原までのポイントが貯まっただけでもいいか、と思ってあきらめています。
2.ANA Pocketで獲得できるポイントに上限がある
ANA Pocketで獲得できるのは、10万ポイント/15日間が上限です。
連続して長距離移動する人、毎日一定の距離を通勤する人などは上限に到達してしまう可能性があります。
そのため、ANAマイルが無限に稼げるということはありません。
ただ、上限に到達するには結構な移動量が必要なので、一般的な生活をしている人にはあまり関係ないかもしれません。私のように通常は引きこもり、1ヶ月に1回旅行程度の場合、多くても5万ポイント/15日になるかどうかです。
少し前までは10万ポイント/30日の制限だったので、このときには上限に達してしまったことがありましたが…アップデートがおこなわれて、上限が2倍になったんですよね。
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3.ちょこちょこ内容が変更される
アプリの宿命ではあるものの、ANA Pocketの内容もちょこちょこ変更されます。
たとえば、月に獲得できるポイントが変わったり、広告視聴のポイントが下がり視聴回数が増えたりしました。
現在、ANA Pocketを活用するにあたり、致命的と思われる変更はおこなわれていません。しかし、今後、利用をやめようかどうか迷うような変更がおこなわれる可能性もあります。
4.ポイントにもANAマイルにも有効期限がある
※2024年2月に獲得したANAマイルの有効期限が「2027年2月末」になっています。
ANA Pocketのポイントは獲得してから15日、ANAマイルは3年間といった有効期限があります。
ANAマイルを貯める場合、大きな影響を与えるのはANAマイルの有効期限でしょう。
東南アジアくらいの距離があるエコノミークラス以上の特定航空券と交換する場合、ANA Pocketで貯めたマイルだけで行こうとすると、3年間で貯まるかどうか微妙なラインです。
そのため、ANAマイルの有効期限をきちんと管理していないと、特定航空券に交換する前に失効するおそれがあります。
ANA Pocketは貯まらないどころかポイ活に最適！
ANA Pocketは、移動するだけでANAマイルが貯まるアプリです。
獲得できるANAマイルは多く、国内旅行の特定航空券であれば1年～2年くらいで貯められるのではないでしょうか。
月額550円の有料版での利用が不可欠であるものの、ANAマイルの価値は高く、普通にANA Pocketを活用すれば簡単にペイできます。
円安や物価高で旅行がしにくくなる中、航空券が無料になるだけでも非常にありがたいですよね。
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